コメダ珈琲(3543)上場・株価と優待はどうなる
コメダホールディングスが上場しますが、もしかすると人気銘柄ですからIPOで株式を取得できれば儲かるかもしれませんね。
どうなんでしょうね。
さて
コメダ珈琲がついに2016年6月29日上場する見通しとなりました。
コメダ珈琲といえば名古屋がその発祥の地ですが、名古屋の人は朝食を外食で済ます人が意外と多く、モーニングサービスを売りとしたコメダ珈琲は、どんどん売上を伸ばし業績を上げてきたといいます。
そしてついに上場という運びになったわけですが、その株価はいくら位が妥当なのでしょうか、そして資産株としてコメダ珈琲を取得したいとすれば、当然優待が気になるところですが、どんな優待制度があるのかもチェックしておく必要がありそうです。
そこで市場のなかでは、次のように言われています。
まず株価ですが
公募価格決定:6/20(月)
購入申込期間:6/21(火)~24(金)
申込単位:100株
想定価格:1,960円
となっているようです。
優待の方は発表されている目論見書によりますと
株主優待:あり(年間1,200円分×2回=2,400円分の金券または電子マネー)
株主優待の権利確定:2月末・8月末
となっており、よく利用される方にはうれしい優待だと思います。
さらに、配当ですが、前回は1株に付き2500円でしたが、、2016年4月20日付で1:150の割合で株式分割をしているので、現在の発行済株式数で配当を行った場合は1株あたり16円67銭。単元株の100株だと1,667円の配当となり、利回りにすると、優待を含めないで0.85%、優待を含めると2.075%の予想になります。
銀行金利がほとんど0円に近い現状では、これでも安定的に配当が続くと見込まれれば、良い投資物件かもしれませんね。
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コメダ珈琲店といえば名古屋発祥の人気珈琲チェーンです。いまや店舗は全国で688店舗(2016年6月3日現在)。株式会社コメダホールディングス市場:東証(未決定)証券番号:3543上場日:6/29(水)主幹事証券:・大和証券・三菱UFJモルガンスタンレー証券幹事証券:・SMBC日興証券・SBI証券・マネックス証券・カブドットコム証券・みずほ証券仮条件決定日:6/10(金) 1,780~1,960円ブックビルディング期間:6/13(月)~17(金)公募価格決定:6/20(月)購入申込期間:6/21(火)~24(金)申込単位:100株想定価格:1,960円想定価格に対するPERではすでに20倍・PBRも4倍を超えています。コメダホールディングスは海外ファンドの子会社です。以前に日本の投資会社であるアドバンテッジパートナーズ系列が2008年に買収したのを、2013年にMBKパートナーズに売却しています。今回の売出株数は26,700,000株で、2016年4月20日現在での発行済株式総数残高は43,800,000株。-----------------------------今回は公募によらないで売却によるIPOとのこと。売出株数が多いのでけっこう当たりやすいのではないかといわれています。-----------------------------コメダ珈琲店の株主優待・配当金はあるの?目論見書にはすでに株主優待の予定が記載されていました。株主優待:あり(年間1,200円分×2回=2,400円分の金券または電子マネー)株主優待の権利確定:2月末・8月末また配当金についても触れられ、連結配当性向50%程度を目標に中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を実施とのこと。前回の配当が1株あたり2,500円とありますが、2016年4月20日付で1:150の割合で株式分割をしているので、現在の発行済株式数で配当を行った場合は1株あたり16円67銭。単元株の100株だと1,667円。仮に想定価格の1,960円で保有できた場合の配当利回りは(1,667/1,960×100株)×100%≒0.85%になります。株主優待も利回りに換算して入れると(1,667+1,200×2回/1,960×100株)×100%=2.075%。配当的にはあまり魅力はなさそうですが、上場後の知名度の向上などによる業績アップとそれによる配当金の増加期待や株主優待のために購入したい人は多そうです。コメダホールディングス上場のまとめまずは6月10日に仮条件が発表されますね。一般的に公募に比べて売却によるIPOは、購入を検討している人にとって前向きな要素が少ないといわれます。(会社に現金が入らないし)指標的にも割安感はなく売り出し株数も多め。それに店舗はすでに全国に広がっているので今までのような急激な成長も難しいかもしれません。なので公募価格からの上値は重そうに思えますが、株主優待や知名度につられた買いは見込めそうです。老若男女にとっても、とにかくわかりやすい株なので「なんだかんだで上昇」もありえるかもしれません。結局、人気化してしまえば割安でなくてもお構いなしに上がり続けるのが株式投資の面白いところです。IPOに申し込まない人でも大注目の株ですね。
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