手負いの稀勢の里、逆転優勝おめでとう

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良くも勝った!勝った!勝った!
まさかまさかまさか??

100%負けると信じて、「可哀そうに、頑張って痛いのを我慢してでているんだね」と、半ば同情せずにはいられない気持ちで、泣きの涙でテレビを見ていたと言っても、決して過言ではありませんでした。

観客席に来ていた稀勢の里のお父さんやお母さんにしても、まさか勝つと信じてはいなかったのではないでしょうか?

それが、結び前の一番で、一度立ち会いが合わず、二度目の立会で多少の変化があったにしても、うまく照ノ富士の攻撃を交わして勝利を収めたし、優勝決定戦にしても、稀勢の里は左をかばうようにして、照ノ富士の直接の体当たりを交わし、最後は小手投げで仕留めました。

テレビを見て感じたことは、照ノ富士のほうが緊張していたような気がします。
足が全然ついていっていなかった。

そういえば、照ノ富士の勝ってきた相撲も、どちらかと言えば足を使う相撲はほとんど泣く、両腕の怪力に物を言わせる勝ち方だったような気がします。

とにかく、これくらい驚いたことはありません。
人生にはこんなこともあるんだと、決して諦めるものではないと、あらためて人生に希望をもたせる一番だったと思います。

稀勢の里の「稀」は、今日のために輝いて見えました。
ゼロから一へ、不可能が可能へ。

素晴らしいものを見せてくれた稀勢の里、ありがとう。
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<大相撲春場所>◇千秋楽◇26日◇エディオンアリーナ大阪

 後生にまで残る一番で連続優勝を果たした横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)の相撲に、協会関係者も賛辞を惜しまなかった。


 役員室で見届けた協会トップの八角理事長(53=元横綱北勝海)は、優勝決定戦で勝負が決まった後、開口一番で「今後、語り継がれる逆転優勝だ」とテレビ画面にくぎ付けになった。もろ差しを許しながらの逆転勝ちに「最後まであきらめないことが大切だということ。稀勢の里は本当に大したもんだね。きのう、おとといのことを考えたら、こんなことが起こるとは」と話し、敗者にも「右足が送れなかった。やりづらかったと思うけど、照ノ富士もよくやったと思う」と労をねぎらった。

 6月に65歳の定年を迎え、審判部も春場所が最後の友綱副部長(64=元関脇魁輝)は、この歴史的一番を幕内後半戦の審判長として土俵下から見届けた。「自分にとって最後の最後に、こんな相撲を見られるなんて、審判をやってきて良かった」と巡り合わせに感謝。「稀勢の里に勝てる要素はなかったのにビックリした。体勢は良くなかったけど、動き続けた分、照ノ富士はついて行けなかった。決定戦もうまく逃げ回るようにして、最後は(ケガをしていなくて)使える手の方に回った」と逆転の投げを打ったシーンを述懐した。

 2場所連続で稀勢の里に優勝旗を渡した二所ノ関審判部長(元大関若嶋津)も「みんな泣いていた。本人は特に(目が)真っ赤だった。感動的だったよね。(お客さんも)2番勝つとは思わなかったんじゃないの」と間近で号泣した新横綱の姿に驚いた様子。稀勢の里の横綱昇進には「2場所連続優勝、もしくはそれに準ずる成績」という横綱審議委員会(横審)の内規に満たないなど、多少の物議はあった。審判部のトップとして自信をもって推薦しただけに「これで納得でしょう」と笑みを浮かべて話した。



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