夫を餓死させた介護疲れの73歳女(大阪府)

夫を餓死させた介護疲れの73歳女(大阪府)


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 なに!!夫を餓死させたって!!
驚いて記事を見てみると、ななんと76歳の夫に全く食事を与えなかったらしい。

妻は73歳。
夫は寝たきりだったと言う。
しかも、認知症。
確かに、介護するのは大変だったことでしょうね。

場所は大阪府高槻市。
妻は、日頃から介護に疲れ、もう死んでもいい、と思って食事を与えていなかったらしい。

数日食事を与えなかったことで、夫は死亡した。
妻は高槻警察署に自首してきたが、食事を与えないことで夫が死ぬだろうことをわかっていて、そのことが、悪いこととは知りつつも、やってしまった自分は、やはり、罪に付すべきだろうと自首してきたのだと思う。

こんなニュースを見てなんともやりきれない。

認知症で寝たきりということなら、特養に入る事ができたであろうし、市の窓口で相談できたのだろうと思うのだが、これが、なぜできなかったのか。

問われるべきは、死因を特定するために司法解剖して、妻の量刑を決めることではなく、「なぜ、認知症で寝たきりの夫を介護する妻が、食事を与えずに死に至らしめてしまったのだろう」ということを、介護保険制度のあり方はもとより、福祉全般のあり方として、制度や仕組み全般を問い直すことであり、正すものは正すことが重要ではないだろうか。

認知症の夫は、可哀そうであり、悲劇であったと思うし、どんなに身動きできない人間であっても、生きている限り、人間としての尊厳と生きる権利を尊重しなければならないことは当然です。

その意味で妻は社会的制裁を受けなければならないことは確かです。
しかし、恐れながら申し上げるとすれば、どのくらいの期間なのかは不明ながらも、妻が自らをとことん犠牲にして夫の看病に尽くすことは、社会的に見て、単なる美談で済まして良いものだろうか、むしろ、妻の人生を妻なりに生きる権利が、その献身的な介護の期間、侵害されてきたのではなかろうかとも思ってしまうのは、どんなものだろうか。

したがって、社会的な仕組みによって、認知症で寝たきりの夫と、看病に疲れる妻の双方を救って行くのが重要と思うものだ。


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