

アイドル歌手が弁護士になったと聞いて驚いた。
全くジャンルが違う職業への転身ということや、アイドルの派手なイメージと弁護士の真面目で地味なイメージがミスマッチのような気がしたからだ。
そのアイドル歌手というのは、1990年代に活躍したという「平松まゆき」さんという。今は、九州の大分で弁護士事務所を開いている。
正直、すごい人だなと思う。アイドルから弁護士になっただなんて聞いたことが無い。本人にとっては、すごい決断だったのではないだろうか。
彼女のアイドル時代、デビュー曲「たかが恋よされど恋ね」は人気テレビ番組「世界ふしぎ発見!」のエンディング曲に採用されたり、ラジオ番組にレギュラー出演したなど活躍の場が広がっていったのだが、芸能界は浮き沈みが激しいし、成功する人は、何万人に数人という確率だ。
彼女も、「このままでいいのだろうか」と考えたと言う。彼女が他のアイドルと違うところは、勉強が好きできちんと大学に行ったことだし、会社勤めもしたということ、華燭な芸能界にいながら地道な勉学と社会生活を行ってきたからこそ、社会問題を自分のハートで捉え、「名張毒ぶどう酒事件」のドキュメンタリーを見て弁護士の道に進むことを決意するに至ったと言う。
「今度は弁護士として、より具体的に人助けをしたい」ということで、主に弱者救済を柱に女性、子ども、外国人、性的少数者、労働者などの権利保護に取り組んでいきたいと抱負を語っている。
なお、2017年のはじめに弁護士事務所を開設したばかりなのだが、ぜひとも頑張ってほしい弁護士の一人だ。
詳しくは、wikipediaを
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%9D%BE%E3%81%BE%E3%82%86%E3%81%8D
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